今大きな話題となっているゲーム「パルワールド」を開発したポケットペアの社長、溝部拓郎さん。
異色の経歴を持つ方のようで、通貨取引で知られるコインチェックの創業メンバーでもあったそうです。
溝部拓郎さんがどんな方なのか気になりますね!
今回はポケットペア社長の溝部拓郎さんのwiki風経歴プロフィールをまとめました。
溝部拓郎wikiプロフィール|福岡出身、東工大卒業
溝部拓郎さんの主なプロフィールはこちら。
- 名前:溝部拓郎(みぞべたくろう)
- 生年月日:1988年8月29日
- 年齢:35歳(2024年1月現在)
- 学歴:福岡高校→東京工業大学卒業
- 現在:株式会社ポケットペア代表取締役社長
- 家族:兄と弟がいる(三兄弟の真ん中)
幼い頃から三兄弟でよくゲームをしていたのだそうです。ちなみにfacebookによるとまだご結婚はされていないようです。
幼少期は父親の海外転勤でインドネシアで過ごしたそうですが、小学生の時に帰国し、facebookによると福岡高校出身とのこと。
福岡高校は偏差値72と、福岡県内屈指の進学校のようですね!
昔から優秀だったのでしょうね。
そして異色の経歴を持つそうなんです。次で詳しく見ていきましょう。
溝部拓郎wiki経歴|コインチェック共同創業者だった
溝部拓郎さんの、公開されている経歴はこちら。
- 2010 任天堂ゲームセミナーにてDS開発
- 2012 東京工業大学卒業
- 2012 JPモルガン証券入社
- 2012 株式会社レジュプレス創業 STORYS.JP リリース
- 2014 仮想通貨取引所 Coincheck 創業
- 2015 株式会社ポケットペア 創業
その前の幼少期のゲームとの関わりから、時系列で詳しく見ていきましょう!
幼少期:インドネシアで過ごしゲームに没頭、小5でゲームを自作
溝部拓郎さんの幼少期は、父親の海外転勤のためインドネシアで過ごしたそうですが、外出できる機会が限られていたため、家でゲームばかりしていたそう。
通っていた日本人学校が比較的先進的で、当時からパソコンにも触れていたそうです。
帰国後、小学5年生の夏休みに、父親に勧められて自由研究で初めてゲームを自作。ちなみにシューティングゲームだったそうです。
ゲーム好きの小学生はたくさんいるけど、ここまでできるってやっぱりすごいですよね…
賞ももらったそうで、「振り返ればこれが開発者を志すに至った原体験かもしれない」とご本人は振り返っています。
その後はまたゲームで遊ぶだけの日々だったそうですが、すでにその時は遊ぶだけではなく、設定ファイルやメモリーがどうなっているかも見ていたとのこと。
2010年:東工大生の時に任天堂ゲームセミナーにてDS開発
そして東工大に進んだ溝部拓郎さんは、21歳のころ、イラストSNSの「pixiv」でアルバイトをして技術を身に付けていたそうです。
というのも、幼い頃からゲーム開発に興味を持っていた溝部さんは、「将来は任天堂で働きたい」という夢を持っていたそう。
そのために、「まずはベンチャー企業でアルバイトとして働く」ということを考えたそうです。
その時は任天堂に就職して、ゲーム開発をしたいと強く思っていたため、何とか任天堂で働くために、一生懸命考えた結果がまずはベンチャー企業でアルバイトとして働くと言うことだった。
引用:https://storys.jp/story/36
そして「任天堂ゲームセミナー」という任天堂主催のインターシップで初めて本格的にゲーム開発を経験されたそうです。
期間は1年で、最初の半年でゲーム開発の知識や簡単な技術を学び、残りの半年はチームに分かれ、ニンテンドーDSで遊べるゲームを1本作るというもの。
しかし意外なことにこの時、周りの方があまりに優秀だったのと、カルチャーの面でもフィットしていないと感じたことから、ゲーム開発者の道を一旦諦めたのだそう。
そして別の道に進むことになります。
2012年:JPモルガンに勤務しながらSTORY.JPを立ち上げ
溝部拓郎さんは新卒でJPモルガン証券に入社しましたが、勤務する傍ら、JPモルガンの同僚(James氏)と東工大の後輩(和田氏)と3人で「STORYS.JP」というWebサービスを立ち上げました。
STORYS.JPは「ユーザーの人生に秘められたドラマを共有するWebサービスサイト」で、あの「ビリギャル」が生まれた場所なんだって!
おそらく激務であろう外資投資銀行で働きながら、新しいWebサービスを立ち上げるなんて、すごいエネルギーの持ち主ですよね。
2014年:コインチェックを立ち上げ
その後、「ビットコイン面白そうじゃない?」と暗号通貨の取引所「Coincheck」を立ち上げたという溝部拓郎さん。
創業メンバーとして、説明資料にも溝部拓郎さんの写真が載っていました。中心メンバーだったことがわかりますね!
パルワールドのヒットを受けて、コインチェックの共同創業者たちがXで投稿していました。
まずは和田晃一良さん。
「コインチェックをすっぽかしてゲーム作りを始めた」というのは後ほどご紹介しますが、コインチェックが軌道に乗ってきたところで、溝部さんはゲーム作りに移ってしまったようです。
でも「コインチェックができたのは溝部さんのおかげ」といい、「実際は頭が上がりません」とも投稿していました。
続いて大塚雄介さんです。
「私を含めて人生どうなるか全くわからなかったけど、二人とも驚く規模の物を作り出してしまった」なんて、なんだかドラマみたいですよね!
2015年:株式会社ポケットペア 創業
コインチェックが軌道に乗りそうになって、今後の自分はどうするかを考えた時、「やはりゲームを作りたい」と気持ちが再燃したという溝部拓郎さん。
2015年にSTORYS.JPやCoincheckから離れて、自分で新しい会社「ポケットペア」を創業しました。
JPモルガン証券に勤務していたのは3年とのことなので、このタイミングでJPモルガンを辞めたのでしょう。
「任天堂ゲームセミナーで出会った友達」と「たまたま出会った大学の後輩」でポケットペアを始めたそうですが、
「オーバーダンジョン」「クラフトピア」といったゲームを次々に開発。
そして満を持して「パルワールド」を2024年1月にリリースし、大きな話題になっています。
溝部社長が開発裏話を綴ったこのnoteが、個人的にすごく興味深かったです!
いろいろな出会いがあり、奇跡が積み重なってパルワールドができたそうで、それが大ヒットするなんて、本当にすごいことですね。
まとめ:溝部拓郎は外資投資銀行→コインチェックという異色の経歴
以上、パルワールドを開発したポケットペアの社長、溝部拓郎さんのプロフィールや経歴をご紹介しました。
- 福岡高校(偏差値72)出身、東工大卒業
- 幼少期からゲームに没頭し、小5でゲームを自作
- 任天堂のゲームセミナーで初めてゲーム開発を経験
- JPモルガン証券で働きながら、Webサービス(STORY.JP、コインチェック)を立ち上げる
- その後「やはりゲームが作りたい」という思いから、ポケットペア創業
このような異色の経歴を持つ方だということがわかりました。
とにかくものすごい情熱と行動力がある方なのでしょう。これからも面白いゲームを届けてほしいですね!