水原一平の身代わり(フォールガイ)説の根拠3点!ESPNの元記事も紹介

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水原一平さんのドジャース解雇に関して、ネット上では「水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説」というものが注目を集めているようです。

大谷選手ファンとしては信じたくはないですが、どういうことなのか気になりますよね。

そこで水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説とはどのような内容か身代わり説の根拠3点、そして水原一平さんの証言が報じられたESPNの元記事も詳しく紹介します。

目次
Yahooニュース

水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説とは、大谷選手が罪責を免れるため水原一平さんが身代わりになったという説です。

Xで注目を集めたのは、こちらの方の投稿です。

X

水原氏の証言が二転三転したことから「水原氏は実はfall guyなのではないか」という推測がネット掲示板を騒がせています。

fall guyは直訳すると「落ちるヤツ」ですが《大物が罪責を免れるために身代わりとして立てられる人物》。

こちらの投稿をされた方は翻訳家として活動されており、アメリカのネット掲示板でこの説が騒がれているとのこと。

ざっくり言うと水原一平さんがフォールガイだという説は、

  • 違法賭博をしたのは水原一平さんではなく本当は大谷選手
  • バレそうになったので水原一平さんが身代わりとなって罪を被る

ということになります。

当然ですがこの説が正しいかどうかはわかりませんので、あくまで一つの説であるという前提でご覧ください。

実際に"fall guy"でXを検索してみると、

The interpreter is the fall guy for Ohtani's gambling addiction.
(通訳は大谷のギャンブル依存症の身代わりだ)

などの投稿が多数見つかりました。

またsportskeedaというスポーツ紙が "Ippei is the fall guy for Ohtani”(一平は大谷のフォールガイ)という見出しの記事を出しています。

sportskeeda

ではこの水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説の根拠はなんなのか、見ていきましょう。

水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説の主な根拠は3点と思われます。

  • 賭け屋が一介の通訳である水原氏に 6.5億円もの借金を抱えることを許した点が不自然だから
  • 水原一平さんの証言が途中で変わった点が不自然だから
  • 米国ではプロ選手はギャンブル依存症になりやすいというイメージがあるから

順番に見ていきましょう。

根拠①賭け屋が水原氏に6.5億円もの借金を抱えることを許した点が不自然だから

水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説の根拠一つ目は、賭け屋が一介の通訳である水原氏に 6.5億円もの借金を抱えることを許した点が不自然だからです。

どういうことかというと、先ほどの投稿者によると、

  • 賭け屋というものはシビアなので、通常、元が取れない借金は許さないもの。
  • 賭け屋は「水原氏を介して大谷選手が賭けている」と思いこんでいたと考える方が自然。
  • ESPNの記事では、賭け屋は顧客獲得のために「自身のクライアントに大谷がいる」と触れ回っていた

というのが、この説の根拠になっているとのこと。

賭け屋からすると元が取れる相手と考えたからこそ多額の借金を許していた
実際賭けていたのは大谷選手だったのでは?ってことみたいです。

実際にこの件の第一報を報じたESPNの記事によると、

  • 2023年9月と10月に送金された2回の50万ドルの支払いにオオタニの名前が記載されていた
  • (違法ブックメーカーの)ボウヤー氏は水原氏と直接取引しており、水原氏は2021年からサッカーの国際試合やその他のスポーツ(野球は除く)に賭けていたという
  • 関係者によると、ボウヤー氏は電信送金の名前を知っていたが、支払いがある限り質問しないことを選択した。
  • しかし、関係者によると、ボウヤー氏はビジネスを促進するために、人々にオータニが顧客であると信じさせることを許可したという。

との記載があります。(右側はGoogle翻訳)

ESPNの元記事はこちら

賭け屋(違法ブックメーカー)がどう考えていたかはわかりませんが、大谷選手の名前で電信送金されていたということは確かなようですね。

根拠②水原一平さんの証言が変わった点が不自然だから

水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説の根拠二つ目は、水原一平さんの証言が途中で変わった点が不自然だからです。

水原一平さんのインタビューを報じたESPNの記事を見ていきましょう。

19日のインタビューでは大谷選手が借金を肩代わりしたと証言

まず水原一平さんが火曜日(19日)のインタビューで語った内容はこちら。

  • 大谷選手に対してギャンブルでの借金を返済するよう求めた
  • 明らかに大谷選手はそのことに満足しておらず、二度とこのようなことをしないように私を助けると言った彼は私のためにそれを返済することを決めた
  • ショウヘイが賭博にまったく関与していなかったということをみんなに知ってもらいたい。
  • これが違法であるとは知らなかったということを知ってほしい。
  • 私は苦労して教訓を学んだ。スポーツ賭博は二度とやりたくない。
  • 野球に賭けた事は100%ない。

出典(元記事の翻訳)はこちらです。

つまりこの19日の時点で水原さんは、大谷選手が水原さんのために借金を肩代わりしたと証言していたことになります。

20日には大谷選手の関与を否定

3月20日、大谷選手の弁護士が「我々はショーヘイが大規模な窃盗の被害者であることを発見した」との声明を発表しました。

その後に水原氏が語った内容はこちらです。

  • オオタニはギャンブルでの借金について何も知らずブックメーカーに送金していない

前日のインタビューでは「大谷選手に借金の返済を頼んで、大谷選手は私を助けた」と語っていたのに…??

その後、ESPNの記者が水原一平さんに「うそをついたのか」と尋ねると「そうだ」と答えたそうです。

翌20日に「大谷選手が窃盗の被害者」だと話が一転し、トンプソン記者が「私にうそをついたのか?」と聞いたところ、水原氏は「そうだ」と話したという。

引用:FNNプライムオンライン

このように水原一平さんの証言が変わった点は不自然であると考える方が多く、世間では「最初の19日の証言が事実なのでは?」と考える方も多いよう。

もし最初の19日の発言が事実だったとすると、大谷選手が(違法性を認識していたかどうかは不明でも)違法ブックメーカーへの送金に関わったということになり、大谷選手も責任を問われることになると思われます。

一方、20日の証言通り「大谷選手は何も知らず、窃盗された」ということになれば、当然大谷選手に責任は問われず、ただの被害者となります。

このことから、

大谷選手は何も知らなかったということにして、水原氏が身代わり(フォールガイ)になったのではないか

という説を唱える人がいるようです。

根拠③米国ではプロ選手はギャンブル依存症になりやすいというイメージがある

水原一平さんの身代わり(フォールガイ)説の根拠三つ目は、米国では過去にも野球賭博で逮捕者の事例もあり、プロ選手がギャンブル依存症になりやすいというイメージがあるです。

ピート・ローズ氏は、MLB最多試合出場記録・通算安打記録・200安打最多回数記録などを保持している選手でしたが、

監督在任中の野球賭博により、 1989年にMLBを永久追放となっています。

ピート・ローズ氏(wikipediaより)

普通の人間ならつぶされるような重圧の中で集中力を維持できるプロ選手は、生半可なエンタメではストレス解消にならないようなアドレナリン中毒で、ギャンブル依存症が多いと言われているそう。

このことも、水原一平さんがfall guy、つまり賭博をしていたのは大谷選手ではという説が出た理由となっています。

最初にも書きましたが、あくまで一つの説ですのでご了承ください。

以上、水原一平の身代わり(フォールガイ)説の根拠や、水原氏のインタビューを報じたESPNの元記事をご紹介しました。

今後どうなのかはわかりませんが、私たちにできる事は静かに行方を見守り、大谷選手を応援するしかないですね。

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