【SHEINのトコジラミ問題】服以外の対処法は?ビニール袋で密封

スポンサーリンク

中国発の格安ネット通販SHEINトコジラミが心配という声が、11月中旬から多数口コミで上がっているようです。

実際にはSHEINだけが特に危ないという根拠もなく、韓国でのトコジラミ流行のニュースからパニック的に噂が広まったものと思われますが、万が一の場合のため、対処法が気になりますね。

服など布製品は高音での洗濯・乾燥が良いとされていますが、服以外のバッグや小物などはどうしたら良いのかも気になります。

そこでSHEINなど通販で購入した商品のトコジラミ問題で、服以外の場合の正しい対処法をまとめました。

目次

SHEINのトコジラミ問題を不安視する声が多数上がっていますが、実際の流行は韓国であり、中国のSHEINも「海外通販」ということで連想されパニック的に噂が広がった思われます。

11月23日には「韓国でのトコジラミ大量発生」のニュースが出ており、同時期から、SHEINのトコジラミが心配という声がTikTokなどで多数上がっています。

ただ、SHEINは中国のネット通販のため、韓国でのトコジラミ流行とは直接は関係なく、あくまで「海外通販」ということで連想されただけだと思われます。

実際にSHEINの購入品にトコジラミが「いた」というXやTikTokの投稿も出てきていますが、真偽は不明であり、

数件発見されたのが事実だとしても、SHEINから日々膨大な量の配送がなされていることを考えれば、自分の受け取る荷物に付いている確率はごくわずかと思われます。

特に今中国でトコジラミが流行っているという情報はどこにもないし、SHEINの商品だけが危ないという根拠はないですよね。
ちなみにトコジラミは清潔にしていればいないというものではないそうです。

ただし、トコジラミは荷物などにも紛れ込んで移動すると言われており、購入者の元に届くまでの間に、他の荷物から紛れ込んで来る可能性がゼロではありません。(SHEINに限らずどの通販も同じ

過度に不安視する必要はありませんが、正しい対処法を知っておくと安心ですね。

衣類については高音での洗濯・乾燥でトコジラミが死滅すると言われていますが、洗濯できない商品(バッグなど小物)についてはどうしたらよいか、見ていきましょう。

SHEINのトコジラミ問題が気になる場合、布製商品だと高音での洗濯・乾燥が推奨されていますが、服以外(バッグや靴など)については、一旦ビニール袋に入れて様子を見ると良いでしょう。

トコジラミの成虫は目視で確認できるが卵は見落とす可能性もあり

トコジラミの成虫の大きさは約5~8㎜のため、成虫は肉眼でも見つけられると言われています。

ただし、卵は大きさが1.2㎜前後と小さいので、縫い目など隙間に隠れていたとしたら、卵を肉眼で見つけるのは難しいかもしれません。

隠れる場所がある商品であれば、袋に入れて密封する(一週間程度)

卵は見落とす可能性もあることから、目視でトコジラミの姿が確認できなくても、念のためビニール袋に入れて口を縛り密閉すると安心です。

スマホケースやアクセサリー、ネイルチップなどツルツルした素材のモノで、そもそもトコジラミや卵が隠れるような場所がないなら、目視で確認していなければOKね!

届いてからの手順をまとめるとこちら。

  1. 届いたらまず梱包を玄関の外お風呂場の浴槽内で開封
  2. 目視で成虫がいないか確認
  3. 卵は見えにくいため、念のため小物であればビニール袋に入れて密閉する(一週間程度)
  4. 梱包材もビニール袋に密閉して捨てる

トコジラミがいた場合、袋に密封すれば糞が確認できる

また、トコジラミは「血糞(けっぷん)」と呼ばれる糞(血液が混ざった黒いゴマのような糞)をするとのこと。

このため、万が一トコジラミが隠れていたとしたら、密閉したビニール袋内にある程度置いておくと、糞が確認できるでしょう。

もしトコジラミがついていることがわかったら、諦めて捨ててしまうのが一番!

卵は孵化するまでに一週間ほどと言われています。

このため、すぐに使うものでなければ、一週間くらいビニール袋に入れて密閉して様子を見ると安心ですね。

日本農業新聞より

そもそも国内でのトコジラミ被害は戦前からあり、1970年代に激減したものの、2010年代からまた少しずつ増加しているそうです。

フランスでは2023年9月ごろ、そして韓国でも11月にトコジラミが社会問題化しているとのニュースがありました。

一方、現時点では中国でのトコジラミの情報は出ていません。

SHEINが危ないらしいという根拠のない噂に過度にパニックにならないようにしましょう。

以上、SHEINのトコジラミが噂になっている件について、服以外の小物の対処法をご紹介しました。

  • バッグや靴などについては、まず目視で成虫がいないか確認し、ビニール袋に入れて一週間程度様子を見る
  • スマホケースやアクセサリー、ネイルチップなど、隠れる場所がないツルツルした商品であれば、目視だけでOK
  • ただし前提としてSHEINのトコジラミ問題は、韓国でのニュースから連想されパニック的に噂が広まっただけと思われる
  • SHEINが危ないという根拠はないが、トコジラミは荷物に紛れ込んで移動するため、通販商品に付いている可能性はゼロではない。気になる方は対策すれば安心

まとめるとこのようになります。

過度にパニックになる必要はありませんが、トコジラミ問題が気になる方は対策すれば安心ですね。

目次