ジャニーズ問題で注目を集めた、「ジャニーズ性加害当事者の会」代表の平本淳也(ひらもとじゅんや)さん。
ジャニーズJr.を脱退してからどのような仕事(活動)をしてきた方なのか、気になる方も多いようです。
そこで平本淳也さんのこれまでの仕事や活動について調査しました。
平本淳也の仕事は実業家・アイドル・作家など多方面
ジャニーズ問題で揺れる中、「当事者の会」や平本淳也さんに注目が集まっています。
平本淳也さんは、ジャニーズを退所されてからは、実業家・アイドル・作家など多方面で活躍されてきたようです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①実業家
まず、平本淳也さんの仕事(活動)一つめは「実業家」です。
平本淳也さんはジャニーズを19歳の時(1986年)に退所し、同年にイベント企画会社を起業。以後、多数の事業を立ち上げてきたそうです。
その他の主なものはこちら。
- 1990年:「ESCAPE」というアイドルグループのプロデュース
- 2010年台:カフェ経営や、テレビ(チバテレ)のバラエティ番組のプロデュースなど
- 2020年:国際ビジネス大学校の特別講師に就任
また別の記事のプロフィール欄には、
- コンサルティング会社や芸能プロダクション、レコード会社を運営
- タレントから起業家まで幅広い活動の支援を行っている
とも紹介されており、主に芸能関係の制作側の仕事をされていたようです。
2014年に書かれているコラムでは、「ジャニー氏に憧れがあり、ジャニーズを辞めた後は制作側に徹した」と語っています。
ジャニーさんのようになりたいと考え、ジャニーズを辞めた後は制作側に徹した。それは今でも間違っていなかったと思っている。
引用:オレが「元ジャニーズ」という肩書きでも業界から干されない理由 by平本淳也
②アイドル活動
平本淳也さんの仕事(活動)二つ目は「アイドル活動」です。
主に実業家として活動しながら、ジャニーズ退所後も2度、アイドルとして表舞台に立っています。
1989年:「新・光GENJI」(「SHADOW」に改名)結成
平本淳也さんは、1989年から1990年に「新・光GENJI」としてアイドル活動をしています。
経緯としては、1998年に性被害の告発本『光GENJIへ』を出した元フォーリーブスの北公次さんが、ジャニーズ事務所の糾弾活動を元ジャニーズJr.のメンバーへ呼びかけたもので、
選ばれた7名で1989年に「新・光GENJI」が結成されました。(のちに「SHADOW」へ改名)
インディーズながらレコード・CDデビューも果たし、ライブも毎月行っていたそうです。この時に『8人目の光GENJI』という告発本も出しています。(後ほどご紹介)
しかしのちに平本淳也さんはインタビューで「新・光GENJI」の活動について、
「ジャニーズ事務所と敵対しようというつもりはなく、北さんのもと “祭り” を盛り上げようとした」
と語っています。
ジャニーズ事務所と敵対しようというつもりはなく、北さんのもと “祭り” を盛り上げようと(笑)。大先輩から直々に『手伝ってくれ』と言われると、断われませんしね
引用:smartFLASH
しかしメンバー間での揉め事から1990年3月には解散してしまったそうです。
1994年:「維新組」として再びアイドル活動
平本淳也さんは1994年に再び「維新組」というグループでアイドル活動を始めています。
約1,000人の観客の前で楽曲をお披露目し、フジテレビ主催のイベントにも参加したそう。
しかしその後、事務所の財政難によってすぐに解散となったそうです。
デビューしたりすぐ解散したり、波乱万丈ですね
その他、表に出る活動としては、2020年からラジオのパーソナリティもされていたようです。
③作家
平本淳也さんの仕事(活動)三つ目は「作家」です。
1989年に、「新・光GENJI」としての活動の中で、ジャニー氏の性加害を告発した『8人目の光GENJI』を出版し、ベストセラーとなりました。
その後もジャニーズや芸能界の裏事情などに関する本を計34冊執筆・監修されています。
特に1996年に出版された『ジャニーズのすべて 少年愛の館』とシリーズの3部作は、合計20万部のベストセラーとなりました。それから『作家』とも名のるようになったそうです。
それ以外にも1996年に、
- 『ジャニーズおっかけマップ』シリーズ
- 『タカラヅカおっかけマップ』
を監修していますが、ジャニーズや宝塚の所属タレントの自宅住所などを勝手に公開するものでした。
『ジャニーズ・ゴールド・マップ』『ジャニーズおっかけマップ・スペシャル』『タカラヅカおっかけマップ』はタレントに訴えられ、出版差し止めになっています。
その他、「平本淳也のジャニーズ社会学」など、コラムも多数執筆されています。
なお、こうしたジャニーズ関連本やコラムの執筆活動をすることについて、2019年のインタビューで「ジャニーズからの圧力はないのか」と聞かれ、
ある種のルールを守り、本当の意味では暴露はしてませんし、相応の愛情をこめているつもりです。心底『ジャニーズでよかった』と思える人生を歩めています。もちろん圧力なんてありません
引用:smartFLASH
と語っています。
その他、ブログ活動もしており、「月間100万アクセスを獲るカリスマブロガー」とも紹介されていました。
平本淳也の執筆内容はジャニーズや芸能界の裏事情
平本淳也さんは自分で「ジャニーズをネタに言いたい放題・やりたい放題」と言う通り、執筆する本やコラムの中で、かなりあけすけにジャニーズや芸能界の裏事情を暴露したりコメントされてきたようです。
例えばジャニーズの新社長となった東山氏については、コラムの中で、以前、報道番組のキャスターに就任した際のコメントとして
彼は最高のエンターテイナーではあるにしろ、教養がないし政治や経済にも興味がなく、またそれ以前に世間を見てないから「感覚」がズレているのは昔からだ。
引用:DAILY NEWS ONLINE(以下同じ)
と言ったり、またキャスター就任の裏事情についても
- 少年隊は今でもジャニーズのナンバー2で、ジャニー&メリー共通の寵愛を受けている。いや、正確には寵愛を受けているのは東山だけといっていい。(ナンバー1はマッチ)
- そもそも、愛されるヒガシに安定感を持たせたいジャニーズの意向
などとコメントしています。
そのほかにもSMAP解散についてコメントしたり、「ジャニーズへの入り方」のアドバイスだったり、とにかくジャニーズ関連のことは何でも書かれていたようです。
まとめ:平本淳也の仕事は何?
以上、平本淳也さんの、ジャニーズを退所してからの仕事についてご紹介しました。
- 実業家:多数の事業を立ち上げ、アイドルのプロデュースやコンサルティング会社、芸能プロダクションなど幅広く経営
- アイドル:「新・光GENJI」や「維新組」としてステージにも立っていた
- 作家:『ジャニーズのすべて』や『ジャニーズおっかけマップ』ほか34冊を執筆・監修。コラムの連載多数でブログも運営
まとめるとこのようになります。
平本淳也さんは、いろいろな仕事にかなり精力的に取り組まれていたようで、多方面で活躍されていたことがわかりました。