宝塚の会見がひどいと言われている理由6つ!いじめパワハラを否定

11月14日に行われた宝塚歌劇団の会見について、「ひどい」という声が多数上がっています。

具体的に宝塚の会見が「ひどい」と言われている理由を6つにまとめました。

目次

宝塚劇団員の急逝の件で11月14日に行われた宝塚歌劇団の会見について、「ひどい」という声が多数上がっているようです。

会見で読み上げられた調査報告書の中で「ひどい」「納得できない」との声が多かった理由は主に以下の4点と思われます。

  1. いじめやパワハラは確認できなかった」との報告
  2. ヘアアイロンでの火傷は「日常的」との報告
  3. 文春報道の影響は大きかった」との報告
  4. そもそもヒアリングは4名が拒否していた

さらに、会見の印象や、会見後の劇団の対応に関する以下2点についても「ひどい」という声が上がっています。

  1. 発表者がボソボソ喋っている・ニヤニヤしている
  2. 理事長辞任で幕引きを図っているように見える

順番に見ていきましょう。

「いじめやパワハラは確認できなかった」との報告

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由1つ目は、読み上げられた調査報告書で「いじめやパワハラは確認できなかった」と結論づけられていた点です。

調査報告書では、ヘアアイロンの件で報道があったAさんと故人の関係について、

  • 宙組劇団員へのヒアリングにおいては、故人がAからいじめられていたとする供述はなかった
  • Aが故人をいじめていたとは認定できない

と書かれていました。

しかし数日前に行われた遺族代理人の会見では「いじめやパワハラがあった」と主張されていましたので、この遺族の主張と食い違うことになります。

SNSでは、

宝塚に限らずいじめとかパワハラ問題で第三者機関を入れて無い状態での発表は何も信用できないんよね

いじめはなかった、、でもこれ 暴言言ったか?と聞いて 言いました!って言わないよね。学校のいじめと同じで、パワハラはなかったと言うよね。

と、故人の声が聞けない状況で「いじめパワハラはなかった」と結論を出したことに疑問を感じる声が多くありました。

「ヘアアイロンでの火傷は日常的」との報告

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由2つ目は、「ヘアアイロンで火傷することは日常的」との報告があった点です。

会見で読み上げられた調査報告書には、

  • (劇団診療所の報告では)ヘアアイロンで火傷をすることは劇団では日常的にあること
  • (劇団員へのヒアリングでは)ヘアアイロンによる火傷はよくあることとの報告があった

という内容の記述がありました。

これに対してSNSでは、

女性であれば日常的にヘアアイロン使う人いると思うけど火傷危ないから注意してやるのでそんなに火傷などしないけどなぁ。

私は毎日ヘアアイロンを使っていますが、そんな経験はありません

といった疑問の声、違和感を感じる声が多数ありました。

「文春報道の影響は大きかった」との報告

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由3つ目は、「週刊文春の報道の影響は大きかった」との報告があった点です。

会見で読み上げられた調査報告書では、

  • 週刊文春報道による故人への影響は大きかったと考えられる
  • 故人が週刊誌にリークしたのは自分であると周囲の劇団員から疑われているのではないかと心配し、悩んでいた可能性は否定できない

と書かれていました。

これについて、

宝塚の会見、遺族が可哀想
文春のせいにしてる

会社側は過重労働はあったけどいじめパワハラはなくて文春のせいで拗れたってスタンスっぽい。
なんとかならなかったのかなぁ…気の毒すぎる。

という印象を抱いた方が多かったようです。

ヒアリングは4名が拒否

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由4つ目は、「そもそもヒアリングは4名が拒否していた」という点です。

宝塚歌劇団が会見で報告した「調査報告書」は、外部弁護士チームにより、現役生に加え卒業生1人、スタッフなどをヒアリングしたものでした。

しかし62人の劇団員のうち4人がヒアリングを「辞退」したことが明らかにされました。

木場健之理事長は、理由について聞かれると、

それは…ご容赦ください

と回答。さらに「特に宙組に問題があったとは考えていない」と答えていました。

これについてもSNSでは、

ヒアリング辞退してる人もいるのにそれで「いじめはなかった」は違うと思う

4人もヒアリング拒否とか許して完全な調査が出来たなんて誰も思わんやろ

と、調査の正確性について納得できないと感じる方が多かったようです。

発表者がボソボソ喋っている・ニヤニヤしている

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由5つ目は、「発表者がボソボソ喋っているニヤニヤしている」という点です。

11月14日の会見では井場理事・制作部長が報告書の内容を読み上げる形で行われましたが、

記者会見ボソボソ喋って何言ってるか分からないし見ているだけで不快

宝塚の会見、声がボソボソ小さくて早口。何言ってるかわからないよ
ずっと下向いてるし

といった感想がありました。

また、10月7日に会見した渡辺企画室長についても、緊張からか、時折笑っているような表情にも見えたことで炎上。

薄ら笑い浮かべたニヤニヤ会見
事の重大さを分かってるのか?

といった批判を招いてしまったようです。

理事長辞任で幕引きを図っているように見える

宝塚歌劇団の会見が「ひどい」と言われている理由6つ目は、「理事長辞任で幕引きを図っているように見える」という点です。

今回の会見では、冒頭、木場健之理事長がお詫びの言葉を述べ、12月1日で引責辞任する意向を示しました。

一方今後については、11月25日に開幕を予定していた宙組の東京公演について、「出演者の心身、安全を確認した上で実施してまいりたいと考えております」と発表。

これについて、

理事長辞任で幕引きを図ろうとしていることにガク然とする

宙組東京公演するつもりなのかな??
さすがにこの状況でするのはどうかと思うし、亡くなったご本人とご遺族がいたたまれない。

といった厳しい意見が見られました。

一方、宝塚会見では、劇団は過重労働については認めて謝罪しました。

また、その他、「過密な公演スケジュールの解消」などの今後の対応についても報告され、その点については一定の評価をする声もあります。

報告書の最後はこのように締められています。

  • 本件調査において、劇団が、過密な公演スケジュールがもたらす問題の把握と対処をせず、劇団員の才能と、芸事に真摯に取り組む姿勢に多くを依存してきた結果、劇団員が心身ともに余裕を失う現況になっていることが明らかとなった
  • 劇団においては、このような現況の下で本件事案が発生したことを真摯に受け止め、まず故人のご遺族に誠心誠意向き合うことが求められる。
  • また、今変わらなければ、宝塚歌劇が永続する道はないとの危機感を持ち、原点に立ち返り、一時的ではなく継続的に、真摯に劇団員・スタッフの声に耳を傾け、一つ一つ的確な改善策を地道に講じていくべきである。

これらのまとめの通り、世間やファンからも、劇団が真摯にこの件を受け止めて「変わる」ことが求められているように感じます。

以上、宝塚の会見がひどいと言われている理由6つをご紹介しました。

  1. いじめやパワハラは確認できなかった」との報告
  2. ヘアアイロンでのやけどは「日常的」との報告
  3. 文春報道の影響は大きかった」との報告
  4. ヒアリングは4名が拒否
  5. 発表者がボソボソ喋っている・ニヤニヤしている
  6. 理事長辞任で幕引きを図っているように見える

一方で過重労働については認めて謝罪し、今後の公演スケジュールの見直しなどの改善策についても発表がありました。

批判ばかりではなく、劇団が良い方向へ向かうよう、応援したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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